後継社長の成長ブログ
渡辺農機のブログへようこそ!
こちらでは、社長業を通じて日々の出来事や学びを「どう成長につなげられるか」をブログとして紹介しております。
ブログ
マジメとテキトー
2020-09-05
日常の気付き
昨日のブログの流れからテキトーについて考えてみました。
「マジメな人」と「テキトーな人」であればマジメな人がいいなとなりますが、根っこがマジメであれば「マジメそうに見えてマジメ」よりも「テキトーそうに見えてマジメ」
後者の方がいいなと。(やんちゃな人がゴミを拾っている方が同じ行動でも評価が高くなる理論と同じ感じで)
昨日も触れましたが、日本一のテキトー男と呼ばれる高田純次さんも周囲からはとてもまじめな人と言われているそうです。
上記の「テキトーそうに見えてマジメ」の典型的な人でしょう!
ただ、このテキトーそうな部分を出すって結構難しいと思っています。
いくら根っこがマジメでもテキトーな感じが強くなれば、本当にマジメなのかが揺らいでしまうからです。
相手との距離感によっても変わってくる部分もあるでしょうから、真の姿を知ってもらっているということが前提条件になるでしょう。
マジメな人、信頼できる人、仕事ができる人という部分が伝わっていれば、テキトーな感じもいい加減な感じもユーモアに映るんだと思います!
マジメな人がマジメというレッテルに縛られているとユーモアの部分は出しにくくなってしまいますね。
人からマジメだねと言われる人は、マジメすぎるのも窮屈だと思いますので、ユーモア(遊び心)を磨いて楽しんでいきましょう♪
と自分にも言ってる気がします(笑)
ゴールから考える
2020-09-04
読書の学び
読書習慣がない人や時間がない人は、簡単に読めるマンガ部分のあるものがおススメです。
最近読んだのが、「頭のいいバカになれ!」
タイトルを見て、頭のいいバカから高田純次や出川哲郎を連想して、そういう人間になるための本かと思って購入しましたが、ちょっと違ってたみたいです。
高田純次のテキトーな感じは、自分には出せない部分で憧れます^^
「俺は100mを9秒で走れたよ。バイクで」
「キミ、松嶋菜々子に似てるって言われない?言われないの?ああそう。似てないんだね。」
などなどネットで名言85連発を見てクスクスしてました。
テキトーな感じやバカだなって感じを表に出せるっていいなと思ってます!
話が違う方にいってしまいましたが、本を読んでなるほどと思ったものがありましたので紹介します。
それが、「逆算勉強法」
著者は、テキストを読む→例題を解く→答え合わせし、志望校の過去問を解くというオーソドックスな勉強法では結果が出なかったと。
そこで勉強が得意な兄弟から「勉強に大事なのは、書けた時間じゃない。何度も反復して、答えを確認する。その回数が重要なんだ」というアドバイスをもらい、最初に答えを見てから問題を見る。例題を見てからテキストに戻る。という真逆のプロセスをたどる勉強法を実践して結果がついてきたという内容。
先に正解であるゴールを知り、なぜそのゴールになるのかを理解するということで、間違った方向に行かず効率よく勉強が出来るというものです。
常識にとらわれていると出来ない考え方かもしれません。
ゴールから考えたほうがいいことってたくさんあるので、モヤモヤしていることあれば、そのゴールは何かを確認することが必要かもしれません!
より良い会社をつくる
2020-09-03
読書の学び
人を生かす経営を自分の中で3つに分けたので、これでラスト!
経営者が責任をしっかりととらえ社員との関係性を築き上げていけば、一緒に「より良い会社」づくりを進める土台は出来上がります。
私も最初は、より良い会社にするためにと鼻息荒く「あれをしよう」「これをやろう」みたいに良くなるんだからやるべき、そんな感じで取り組んでいました。
上手くいったこともありますが、たいていは上手くいかないほうが多かったかもしれません。
やらされ感が強ければ、やる気になりませんからね。
そうは言ってもやらなければ良かったとは思っていません。
最初から上手くやれるならそれでいいが、そうじゃなければ数を増やして上手くいく数を増やすしかないです。
10回チャレンジして5回成功よりも50回チャレンジ10回成功する方が5回も多く成功します。
そして、40回の失敗の中から見えてくるものたくさんありますから。
そんな「これじゃいかん」のくり返しから経営者がいいと思うことだけではなく社員がいいと思うことに耳を傾け形に変えることで上手くいくこと増えました!
社員の思いであれば、やる気は十分にありますから思いを形に変えやすいですね。
会社の現状を踏まえたうえで、社員の思いと自分の考えを融合させてやっていくことが「より良い会社」づくりには大事なんだろうと思うのでした。
社員との関係性
2020-09-02
読書の学び
昨日に引き続き「人を生かす経営」について
本の中では、社員との関係性を「対等な労使関係」「労使関係における問題の処理について」「賃金と労使関係について」の3項目で書かれている。
使用者と労働者という関係ではありますが、全人格を束縛するものではない。契約は双方対等な立場で取り交わされるから不満を持っても当たり前である。
どうしても使用する側が上に立っている感じにはなるが、決してそんなことはなく労使関係は対等という言葉は、自分にはしっくりくる表現となってます。
使用者(経営者)と労働者(社員)は立場がまったく違うわけですから労使に矛盾があって当然です。
そんな中で社員の考えに対して、精神誠意こたえていこうという経営者の姿勢は必要で労働条件の改善には積極的に取り組まなければなりません。
ただ、いわゆるものわかりのいい経営者がイコールすぐれた経営者ではありません。
企業が置かれている現状を踏まえたうえで経営者の考えをはっきり説明すると同時に社員の意見や感情を受け止める努力をして意思疎通を図っていくことが必要です。
労使の関係性を「最も信頼のできるパートナー」という表現を使うのですが、実はなかなかパートナーという表現にしっくりきていません。
人によっては、社員は家族みたいな存在という人もいます。その人を見ているときっと心からそう思っているのだろうというのが伝わってくるので、「社員は家族」ですと言われてもしっくりします。
社員のことは信頼もしていますし任せてもいます。ただ関係性をパートナーというとなんか違う気がしていますので、きっと「最も信頼できる」という部分で自分の想いが欠如しているからかもしれません。
いずれ、この表現に自分自身がしっくりくる日がくるか、別な表現でしっくりくるかはわかりませんが、しっかりと向き合っていこうと改めて思うのでした!
経営者の責任
2020-09-01
読書の学び
中小企業家同友会全国協議会で出している「人を生かす経営」を読み直す機会がありました。
中小企業における労使関係の見解が書かれた著書です。
8項目あるのですが、私的には大きく分けて3つ
1、経営者の責任
2、社員との関係性
3、より良い会社(賃金や労働環境、やりがいなど)を一緒に作っていく
こんな感じでとらえています。
本の中には、プラスして労働運動についても書かれていますが、次元が変わるので分けて考えています。
1の経営者の責任が何よりも大事になりますので、その内容の大筋を書いて自分にも落とし込みます。
どんなに情勢や環境が困難になっとしても維持して発展させる責任があります。
企業の全機能をフルに発揮させて、企業の合理化を促進して生産性を高め、発展に必要な生産と利益を確保するために全力を傾注する。
そのために経営を計画し、経営全般について明確な指針をつくること。
そして、開発や育成などやることは山ほどありますが、労働者の生活を守る意識を持ち、高い士気のもとに労働者の自発性が発揮される状態を企業内に確立する努力が決定的に重要です。
そのポイントは、正しい労使関係を樹立することです。
これが、1項「経営者の責任」の大筋です。
社員に対しての文句や愚痴を言っているうちは責任の受け止め方が足りていないと思います(自戒を込めて)
結局、自分に文句を言っているようなもんですから。
責任の部分に関しては、100%自分とすることが経営をするうえでは大事です!
人を生かす経営を行なう上で、この経営者の責任が最も大事な部分であり入り口になります。
ここの思いが不足していれば、コミュニケーションも良い会社づくりも中途半端になってしまうからです。
経営者の責任を受け止め、改めて社員との関係性を考えてみようと思います。