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後継社長の成長ブログ

渡辺農機のブログへようこそ!

こちらでは、社長業を通じて日々の出来事や学びを「どう成長につなげられるか」をブログとして紹介しております。

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経営指針の学び20

2021-04-09
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き「10年ビジョンとは」を読んで。


経営指針の「ビジョン」の定義は、「経営理念を追求していく過程における自社の理想的な未来像を具体的にあらわしたもの」です。

ということで単純に言うなら「10年後どんな会社にしたい」ってことです。


なぜ10年なのか?3年や5年だと現状の積み上げで考えてしますから。


10年先となれば今とは大幅に変わっていることが容易に想像できることから積み上げ的な考え方は無意味になります。そのため10年よりも長い年月でビジョンを描くことが必要です。


逆に言うとイメージしにくいため10年ビジョンを考えるのが難しいとも言えます。だからこそ上記に書いた単純にどんな会社にしたいのかを考えるくらいがいいのかなと思います。先月知った経営デザインシートの将来顧客にどんな価値を提供したいのかという設問も10年ビジョンの考え方と似ています。

現時点で考える10年後のゴール像、そこに向けてどんなルートをどうやって進んでいくのかというのが方針であり計画になります。だからこそ10年後に「ありたい姿」を鮮明に描くことが大事です。

健康事業所宣言

2021-04-08
日常の取り組み
今年の2月に「健康経営」のセミナーに参加。健康事業所宣言することにデメリットがないと思い3月中にやってみようと以前のブログに書きました。


3月17日に特定保健指導を受けたので、その時に健康事業所宣言についても教えてもらいました。その後は担当部署から資料を送っていただき健康保険委員の選任がされているかどうかの確認だけはしましたが、あとはA4資料1枚に記入してFAXしたら終了。


先日、宣言書が送られてきました。

取り組むことは保険委員を選任すること。健康診断をして報告すること。再検査の人に行くように言うこと。特定保健指導を誰かは受けること。健康に関する取り組みを1つ以上すること。「健康事業所宣言」すること自体も簡単ですし、やることも難しいことはないです。


健康でいることは何事においても最優先すべきことだと思っていますので、出来ることはやっていきましょう!

経営指針の学び19

2021-04-07
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き「10年ビジョン」を読んで。

本日から経営指針を構成する2つ目の柱である10年ビジョンについて。

4つある項目全体を読み1つ目からと思っていたのですが、あれこれしてたらしっかり向き合う気力が低下してしまいました。この状態で無理くり書いてもダメですので、10年ビジョンのことではありますが手引きと関係ない部分を


私が経営指針研究会に参加した12年前にはなかった部分です。この手引きになった2016年12月から経営指針の構成に加わり経営理念と経営方針の間に入りました。全体像を見ると非常にいい流れになりますので、構成に加わったことは大きいと思います。ただ考え方が難しい部分もありますので手引きをしっかり読んで理解を深めていこうと思います。


自社の10年ビジョンを考えたことはありますが、まだ成文化までしていないので次回作成の経営指針書には加えることも検討していきます!

経営指針の学び18

2021-04-06
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き「経営理念を外部に発信しよう」を読んで。


経営理念を成文化したら自社内に留めておかず外部に発信することの重要性が高まっています。しかしながら現実には成文化したが社内公開もすぐに出来ないという話もあります。


「社員が受け止めてくれるだろうか」「社外に出すのはもっと内容を突き詰めてからのほうがいいのでは」といった理由から内部、外部への発信を躊躇してしまうということです。

極端な言い方をすると経営理念を成文化したことは形を作ったに過ぎないというのが私の見解です。経営しながら育んでいくスタート地点に立ったという感じです。

成文化する過程で時間をかけ精一杯考えたわけですから自信があるとかないとかではないと思っています。これから先ずっと修正しちゃいけないものでもないですし全力で向き合い成文化したものなら「不完全でも出しちゃえばいいんじゃない」というのが私の考え方です。


この項の最後に経営理念成文化の事例が載っていますが、参考になるのかという議論があります。
私は見た目の参考程度にしたらいいというくらいの考えで、表現や書かれている内容自体は参考にならないと思っています。変に表現に引っ張られたりすることもあるのでむしろ逆効果くらいに感じています。


自社を知らない人が自社の経営理念を見てもただの文字です。自社を知る人に「理念にリンクした社風になっている」と感じてもらうことが大切なので表現ひとつも自ら生み出したものにしておくほうがいいと思います。

ちょっと外部に発信することとずれてきた気もしますが、最後に

外部に発信すことで自分たちの意識は高まります。それだけでも外部に発信する意味はあると思います!

経営指針の学び17

2021-04-05
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き、経営理念のつくり方を読んで。


経営理念を成文化する時は、科学性、社会性、人間性の観点に立ち考えましょうとなっています。簡単にとらえると順番は違いますが、社会性は社会貢献、人間性は人間尊重(社員の人生や人格を尊重)についてで理解しやすいのですが、


科学性は、社会や経済の流れとか時代変化、経営環境の変化を客観的に把握する。普遍的な真理に学びながら物事を事実に基づき論理的に考え実践して検証する。なんだか私の頭には、スッと入ってこないです。ただ最後に自社独自に提供できる価値は何かを明確にするとあり、この部分なら理解できます。


ということで、

社会性は、ここまでに考えた取引先や顧客に対する基本姿勢ならびに地域社会や環境に対する基本姿勢を

人間性は、ここまでに考えた社員に対する基本姿勢を

科学性は、ここまでに考えた自社の固有の役割をベースに

根っこにある経営者の思いを交え、目的理念と行動理念を意識して成文化することが同友会での経営理念のつくり方になるのでしょう。あくまで個人的な見解ですので、この考え方が正しいというものではありませんが、この部分で意見交換するならば上記のように考えていると話をします。

続きの「経営理念を外部に発信しよう」は明日以降のブログで。



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