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後継社長の成長ブログ

渡辺農機のブログへようこそ!

こちらでは、社長業を通じて日々の出来事や学びを「どう成長につなげられるか」をブログとして紹介しております。

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経営指針の学び11

2021-03-12
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き第3章「経営理念」を読んで。

自社の固有の役割は何か


ここでは自社の社会的存在意義を表明することです。社会的存在意義と言われると、なんだか難しく感じます。

固有の意味から考えると他社にはない自社ならではのもの。

自社独自の技術やサービスなどを考えるわけですが、業種によっては見つけにくい場合もあると思います。

特許のようなものがあれば思いつきやすいでしょうが、他にも同じようなことやっているところはたくさんあるとなるとどう考えたらいいのか?となります。


自社の場合ですとニッチな分野の製品ではありますが、自社のみが作っている製品となるとありません。昔は全国に先駆けて開発した製品もありましたが、一時的なものでした。とは言いながらも創業して113年目を迎えています。


自社の強みを考えてみると、いくつか出てきますが他には全くないという感じでもありません。競合他社が少なく消去法で選ばれていることもあると思います。ちょっとネガティブな感じもしますが、自社の歴史に対しての成長度合いを考えると市場環境に甘えていた部分もあったのだと思われます。

もちろん「ワタナベの製品がいい」と言ってくださるお客様や販売してくれる方々もいらっしゃいます。ではなぜそのように言っていただけるのか?という自社の良さを知ること。

また、なぜ競合他社の存在がどんどん増えない市場なのか?を考えたり

そんな市場における自社の立ち位置を考えることからも自社の固有の役割は見えてくる気がします。

私が経営理念を成文化した時にはなかった設問ですので、もう少し考えてみようと思います!



経営指針の学び10

2021-03-11
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き第3章「経営理念」を読んで。


創業時(継承時)の精神は何か、決意・思いは何か


創業経営者は自分の創業時の原点を思い出すこと、後継社長は先代がどのような思いで経営をスタートさせたのかを知ることです。自社の場合、創業者は曾祖父(ひいおじいちゃん)でして、どんな思いで創業したかはわかりません。どういった経緯で山形県から北海道に移住して経営をスタートさせたかということは伝え聞いている部分で多少わかってはいるという状況です。

その後は曾祖父の長男が2代目、次男であった私の祖父が3代目、父が4代目、私が5代目という流れですが、それぞれがどんな思いで継承したのかもよく知りません。父はまだ会長として健在ですので、知ることは可能かもしれません。ただ以前に聞いたことがあるような気がしますが、なんかよくわからない回答だったような、、、。


私はというと13年前のこととなり、その時は会社自体が良い状態ではありませんでしたので、地域や社会にどう役立っているかなど世の中への貢献という部分では全く考えることができませんでした。ですので会社を残していくことへの使命感は外向きの感覚ではなく内向きの感覚でした。

自分や家族を守るため。社員を守るため。それだけでした。自分たちを守る、自分たちが幸せになる。そのために永続的に繁栄させること。これが経営の目的であり、私にとっての「何のために経営をしているのか」にあたります。

前日の「何のために経営をしているのか」という部分と重複する部分なのでしょう。また経営理念は自社の歴史の中で形づくられるものでもありますので、自社の歴史を知ることも重要です。

自社の場合は創業時の思いはわかりませんが、自社の歩みを知ることと自身の継承時の思いをしることは方向性を見定める材料になると考えられます。

それぞれ企業ごとに違う部分になりますので、経営者仲間からお話を聞ける機会があると楽しいなと思います。

経営指針の学び9

2021-03-10
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き第3章「経営理念」を読んで。

今日からは、経営理念のつくり方について、同友会で経営理念を成文化するための最初の設問が

「何のために経営をしているのか」という究極的な設問。考えても考えても無限ループにはまっていく感じもします。手引きを読むと他の設問項目から考えた方が考えやすくなるのでは?と思う部分もありますが、あえて最初の設問にしている気もします。


それは、モヤモヤさせるため。自分の奥底にある考え方を引き出すため。ほかの設問よりも「よしこれだ」ってなりにくい設問なので、深く考えるクセづけにはいいのかもです。

とにもかくにも1番大事な設問であることは間違いありませんので、だから最初なのでしょう。


さあ「何のために経営をしていますか」と聞かれてすぐに答えることが出来ますか?

さらに深く掘り下げて考えてみることをおススメします(^^



経営指針の学び8

2021-03-09
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き第3章「経営理念」を読んで。


経営理念の役割とは、経営者の生きる姿勢と経営姿勢を確立することであり、経営者の社会に対する責任と社員に対する責任を明らかにすることです。

経営者の生きる姿勢とは、自己姿勢のことで価値観や考え方です。ひとりの人間として「何を大切にするのか」、いち経営者として「何を大切にするのか」また「社会、社員に対してどう接するのか」を経営理念に投影させることが大事になります。


だからこそ経営理念は社風となるのです。当然ですが経営理念をつくったからと言って、すぐに社風が出来るわけではありません。理念を掲げ社員への浸透を進めながら日々の事業運営を行い、その中でつくられていくのです。

では今の自社の社風はどうなのか?

自社は理念に沿った行動が出来ているのか?

案外と内側から見ているとわかりにくいのかもしれません。だからこそ顧客や取引先、仕入先など関係者からの声を聞くことが大事なんだと思うのでした。

経営指針の学び7

2021-03-08
日常の学び
経営指針成文化と実践の手引き、第3章「経営理念」を読んで。


最初に「ミッション」「ビジョン」「バリュー」と経営理念の関係性の説明があります。考えながら読んでいくと段々と納得していきます。


「経営理念とは何か」



そもそも「経営とは何か」「理念とは何か」と深い部分を考える内容が書かれています。


きちんと読めば書いてある内容に納得することは出来ますが、そもそも正解はありません。だからこそ書いてある内容に納得するだけで終わるのではなく自分はどう考えるのかなど自分の表現を確認することは大事です。


正解のないことは、無限に考えることができます。と言いますか考えても考えてもあっちいったりこっちいったりします。それでもその中から自分なりに導き出したものを知ることが必要です。

それは、今の自分がどう理解しているのかを把握することになるからです。経営者になりたての人と20年も30年も経営している人では同じ手引きを読んでも見え方や考え方は違ってきます。当然読む人によっても違いますし、同じ人でも経営5年目の時と10年目の時で違ってきます。


「経営理念とは何か」という質問をされ、ただ考えて答えるのと手引きで骨格を知った状態で答えることにも大きな違いがあります。経営の経験があれば手引きを読んでなくても答えることはできますが、考えるための基準を持って考える方が良いというのが私の考えです。

ただ考えるではなく、何かベースになるもの持って考えましょ!

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